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新宿末広亭12月中席 [落語]

神田須田町の連雀亭の後は一路、新宿末広亭へ。都営新宿線・小川町駅から1本で新宿三丁目駅まで行けるというアクセスの良さ。こういう交通手段の選択ができるようになったのは土地勘のおかげで、以前の私ならJR中央線で向かったところ。しかし、JR新宿駅から末広亭までは意外に距離がある上、ものすごい人混みの中を突っ切る必要があり、結構時間がかかっていた。2年弱の東京生活で身に付いた数少ないノウハウが地下鉄の乗りこなし方だったように思う・・・。

平成26年12月19日(金)

新宿末広亭

昼席(途中入場)

桂小文治「七段目」:鳴り物入りの大熱演

北見伸&スティファニー(小泉ポロン):ポロンさんに「目が合いましたね」と言われてしまったw

柳家蝠丸「仙台高尾」:地噺。途中まで。

お仲入り

三笑亭夢吉「宗論」:初聴きの「二つ目」さん。食いつきに抜擢。

東京太・ゆめ子:見るたびに進化されていてビックリ。よく受けていました!!

笑福亭福笑:上方交替枠。今年1年を振り返るネタで大爆笑。

桂竹丸(桂伸治の代演):この日は東京落語会との掛け持ちか?西郷隆盛の銅像のネタで爆笑。

ボンボンブラザーズ

三遊亭遊雀「死神」(桂文治の代バネ):「死神」は暮れの噺だったのだと認識。しかし、この噺でこれだけ笑いを取るとは凄いと思いました。こうして、昼席は大いに盛り上がってお開きとなった。

夜席

短い休憩のあとすぐに夜席がスタート。昼席からのお客さんも結構残っているようだったが、昼席と夜席でこうも雰囲気が変わるものかというくらい客席が重たい・・・。

春風亭かん橋「寿限無」:当代・柳橋師匠のお弟子さんとのこと。

春風亭柳若「熊の皮」:連雀亭との掛け持ち。両親を前にしての高座のやりにくさというマクラが何度聴いても可笑しかったが・・・。

新山真理:座り高座になっていた。芸協の紹介を中心に短時間で下がった。

春風亭笑好「雑俳」:恐らく初聴き。由緒ある名跡を継いだとのことだが「笑好」状態から抜け出せず・・・。

春風亭鹿の子「静御前」:初聴き。美人だという印象が強すぎたためか、噺が頭に入ってこなかった。電車での化粧姿の模写を大熱演されていたが、やや空振り。この日のお客さんにはたんたんとネタを進めた方が正解だったかもしれない。でも、注目していきたい噺家さんだと思った。

宮田陽・昇:テンポ良く、客席を盛り上げる。この日の夜席はこの2人のお陰で助かったと思う。

春風亭柳太郎「大安売」:前座さんの時に狸札をよく聴かせてもらった師匠。マクラが早口すぎて客席の食いつきが今いちと感じた。色々とくすぐりを入れるのがだが、客席に向かって「大丈夫ですかぁ~?」と聞く始末。この日の若手出演者に共通して感じたことだが、皆、全力投球しているのは伝わってくる。しかし、笑わせようという意識が強すぎて空回りしていなかったか。そして、駄洒落落ちで客席の反応が悪いと、「ついて来れてます?」のような一言が入る。こういうなんでもないような一言が、「受けないのは客のせい」と言っているようで、不満に感じられた(柳太郎師匠の高座だけのことを言っているのではありません)。「大安売」のネタに入ってからは安定して笑いを取っていた。

三遊亭左円馬「掛け取り?」:ヒザ隠しを使っての高座。この師匠との相性は悪く、漫談が多かったが、この日は落語をやってくれた。凄く良く、客席との相性も抜群の高座だったように思う。何より声が心地良い。借金取りの噺なのだが、「掛け取り」のようでもあり、もしかしたら別の噺かもしれない。

北見マキ:ヒモで両手を縛らせてのマジックは、客席前方からでも見破られない不思議さ。

三笑亭茶楽「紙入れ」:ここから芸協の看板が続く。その日の高座で何を演るか、これでも無い知恵を絞って色々考えているんだとか。客席に若い女性が多いので「間男」の噺を選択w

神田松鯉「天野屋利兵衛~雪江茶入れ」:名人話芸を堪能。

お仲入り

春風亭笑松「壺算」:夜席も食いつきに「二つ目」さんが抜擢されていた。こうしてみると小柳枝一門は大所帯だと認識。初見の若手を今席でまとめて拝見することができた。みなさん一人ひとりがこれからの芸協を支える貴重な人材になっていくんだと思う。期待しています!!

翁家喜楽・喜乃:スリル満点の高座にも安定感。

春風亭柳之助「荒茶」:この師匠も初見。たしかに西郷隆盛の銅像に似ている。しかし、顔色のところで笑いが薄かったのは、昼席で竹丸師匠のネタとかぶったからだと思った。「荒茶」は「本膳」とよく似た噺。

春風亭昇太「リストラの宴」:真打交替枠。これは良い工夫だと思った。なかなか寄席で見られない人気ものの出演が可能になる。客席がひっくり返った。マクラでのハチミツはなぜ腐らないのかという話も、1つ前の「荒茶」を受けた当意即妙の可笑しさで、このあたりも寄席ならではの楽しさ。

桧山うめ吉:しっとりと。

春風亭小柳枝「二番煎じ」:鯉昇師匠の「二番煎じ」が小柳枝師匠から、そして、小柳枝師匠は先代からの直伝だったはず。貴重な高座を拝見できラッキーだった。


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連雀亭へ [落語]

この日は午前中に町田で一仕事終え、小田急線で新宿末広亭へ行こうと思っていたところ、なんと全線不通のアナウンス。相武台駅で人身事故があったという。しかし、しばらくして区間運転で各停が発車。新百合ヶ丘で臨時急行に接続・・・。

末広亭の開演には間に合わなくなってしまったが、連雀亭の開演にはギリギリ間に合いそう・・・。ということで、代々木上原から千代田線に乗り換えて新御茶ノ水へ。こうして、かつて東京勤務時代、職場に近かった神田須田町のあたりで最近オープンしたという寄席「連雀亭」へ行くことができました。

というわけで、久しぶりの寄席訪問記となります。

平成26年12月19日(金)、連雀亭

昼席

柳家さん光 「元犬」

桂三木男「時そば」

春風亭柳若「七度狐」

連雀亭の昼席は席料500円の「ワンコイン寄席」。この日は落協から2名、芸協から1名が出演。3名とも私には初見だったが、いずれも気合いの入った高座だった。持ち時間が各20分とたっぷりあるため、マクラもたっぷり、ネタもたっぷりというのがイイ。

客席数は40席ほど。この日は7~8割の入り。平日の昼だというのにサラリーマン風の男性客が多いように感じた。

高座スペースは三角形のような形をしていて、演者の背中が扇の要(三角形のてっぺん)のようなイメージ。演者の姿がなんとデカく見えることかw

ただ、最前列に座っていたおじさんから聞こえてくるイビキの音が・・・。それだけが残念!!


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