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柳家三三GO!GO!四十七都道府県(岡山県) [落語]

本日(3/25)、終業式で春休みとなった娘は津山のおばあちゃんのところへ行ってしまい、今夜は嫁さんと2人で急きょ落語会へ突撃してきました。表題の落語会は落語協会の若手人気実力者・柳家三三師が47日連続で47都道府県を回るという変わった企画。初日が沖縄県那覇市で、14日目の今夜が岡山市での高座だったのでした。

会場は山陽新聞社本社内にある「さん太ホール」。座席数は約300とのことで、浅草演芸ホールの一階席に感じが似ているようにも思いました。登場した三三師は岡山市は初めとのことで、まず、「さん太ホール」の名前の由来で笑いを取り、岡山名物のB級グルメフルーツパフェ、お城が好きなので備中松山城へ行きたかったが400メートルの山登りが必要との説明にあっさり折れて、平らな岡山城と後楽園めぐりをしてきたことを紹介し、場があたたまっていきました。

 

平成25年3月25日(月)、18:30開演、於・さん太ホール(岡山市)

落語 五目講釈

落語 宮戸川(上)

お仲入り

落語 ねずみ

 

最初は聴いたことがない噺で「五目講釈」。居候の身の若旦那が長屋の住民を前に講談の真似事をするという内容。講釈の内容はハチャメチャなのに、流れるような言いたてが実にお見事でした。

一席終えたところで続けて次の噺のマクラに。高座から客席の様子をうかがって、退屈しているなと思ったらサゲまでいかずにそこで終えるのが思いやりとか、男女の仲がどうのという内容で、始まった噺が一瞬「六尺棒」(?)のような出だし。親父さんに締め出しを食っている男の名前が半七。場面代わって半七と同様に締め出しを「食べちゃった」お花さんが登場とくれば寄席でもよくかかる「宮戸川」。霊岸島のおじさんおばさんがとても可笑しかったなぁ。この噺には続きがあるのですが、いつものところで「お時間になりました」。

仲入り休憩の後は「名人」と「上手」の違いについてのマクラを振ったあと「ねずみ」へ。左甚五郎の人情噺にお客さんはみな大満足だったと思います。

惜しむらくは客席にかなりの空きがあったこと。私も山陽新聞のイベント欄で直前に知ったくらいで、PRがほとんどされていなかったように思います。三三師が来岡されることが分かっていたら行きたかったのにという人も多かったのではないかと思います。

前座も置かず、文字通りの一人旅の全国ツアー真っ最中の三三師匠。明日(3/26)の会場は松江とのこと。松江のみなさん、当日券狙いでぜひ聴きに行ってくださいネ! 

 


浅草演芸ホール2月下席 [落語]

久しぶりに東京出張の機会を得、芸協番組を見て参りました。この日は桃太郎師と平治師がそれぞれのイベントのため休演が予想され、寂しい夜席を覚悟しての突撃だったのですが・・・w

 

平成25年2月22日(金)

浅草演芸ホール夜席

お仲入り

コントD51

古今亭今輔「自由研究」(桂平治代演)

三遊亭笑遊「無くて七癖」

Wモアモア

古今亭寿輔「ご祝儀」

檜山うめ吉

春風亭柳橋「抜け雀」

 

入場したのが19時少し前。ちょうど仲入り休憩が終わる直前で、「お2階が座れます」と言われ2階へ。1階は立ち見でぎっしりの大入りだったようで、2階も10~20席程度があいているだけという状況でまずビックリ。

席についたところで出ばやしがはじまり、コントD51のコントがはじまった。息子のアパートをさがしているおばあさんとお巡りさんのコントで、いやぁよく受けていました。浅草では水を得た魚のように伸び伸びとしているようでとても良かったです。

続いては平治師匠のところやはり代演で今輔師。電車に座っていたところに現れたおばちゃん軍団の席取り合戦のマクラでまず爆笑。ネタに入ると自作っぽい新作で、夏休みの自由研究をめぐる先生と生徒のやりとりでまた爆笑。

代わって笑遊師匠。「待ってました!」お声がかかると、いつもはぶっきらぼうだった師匠がなんだか嬉しそう。ネタに入ると「お顔形がちがうように、無くて七癖・・・」というので何か「癖」の噺が始まるのかと思って聴いていると、1つ前の今輔師とおなじ電車内での今度は若い女性が化粧をする癖について。そして笑遊師の奥さんの癖・・・。体全体を使っての模写に客席が完全にひっくり返りましたw

お約束の「お醤油」も「うすくち」もなかったけれど、こんなにはじけた笑遊師を観ることができて良かったと感じた。 

Wモアモアいつもの立ち話漫才。「今日は何の日」という話の中で、毎月22日がショートケーキの日だということを教えてくれた。なぜショートケーキなのか?それはカレンダーを観ればわかるとのこと(22の上には15:イチゴがのっているから)。浅草の高座は漫才が楽しい!!

20時ちょうどに上がったのは寿輔師。黄色い着物で登場(アマガエル)。ここでも「待ってました!」がかかる。平日の夜でのこの大入りに「ありがたい」といつもと違って謙虚な様子。「ここまでみんなが明るい噺で客席を温めてくれたので私も明るい噺をやって交代したい」と言って、最初の「待ってました!」のことを持ち出し、「待ってましただけじゃなく、ご祝儀が・・」と言って笑いを取ろうとした瞬間、前列の女性客からおひねりが・・・。「今夜はあなたのためだけに落語をやります。何がいいですか?」。「芝浜!」。「あなたねぇ!!」w

結局、漫談で下がっていったけれど、寿輔師匠の漫談は抱腹絶倒。最高でした。

ヒザはうめ吉さん。寄席の番組で俗曲というのは地味な役回りだと思うが、うめ吉さんの高座には華があり、芸協にとって本当に貴重な存在だと思う。髪型の解説の時に、最初の頃は1時間くらいかかっていたのが、今では20分くらいで準備ができるようになったとのこと(かつらではありません)。

トリは柳橋師。8:30上がりで9:00までたっぷりの「抜け雀」。以前の浅草演芸ホールの夜トリは20分という持ち時間だったが、噂に聞いていた芸協改革の一環なのだろう。出演者を1名減らして、その分、トリの時間を確保する。協会には柳橋師の前後の世代の次代を担う中堅、若手にとっては貴重な経験の場となるはずだ。その柳橋師、美声が心地よい。大ネタをどんどんかけて、磨き上げてほしい。期待しています。

この日は到着が遅くなってしまい、仲入り後の短い時間の鑑賞だったが、明らかに手抜きと感じられる高座は皆無で、何年ぶりかで感じた充実感のようなものがあった。芸協には落協にはない魅力があり、時々、その魅力が爆発する番組に遭遇することがある。そんな日に同じ寄席の空間に居合わせる幸せをしみじみ感じた東京出張だった。


タグ:芸協
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