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第44回くらしき作陽大学管弦楽団定期演奏会 [クラシック音楽]

久しぶりに更新します。というのも、これまた久しぶりにコンサートへ行くことができたからです。ライブはいったいいつ以来なのか記憶にないほど久しぶりという印象です。そして、くらしき作陽大学管弦楽団の演奏会もいったいいつ以来になるのか?まったく「久しぶり」ずくしのコンサートとなりました。

 

平成24年10月11日(金)、18:15開場、19:00開演

於、くらしき作陽大学藤花楽堂

指揮:ユーリー・トカチェンコ

打楽器ソリスト:永田大将

管弦楽:くらしき作陽大学管弦楽団

演目:

ドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」

ミヨー:打楽器と小管弦楽のための協奏曲 op.109

サン・サーンス:交響曲第3番 作品78(オルガン付)

 

今回のコンサートへ行くことができた背景には色々な偶然がありました。1つは前日の山陽新聞でこのコンサート情報を偶然目にしたこと。そして演目に私が大好きな「シルヴィア」と、当ブログで何度か取り上げた「ミヨーな音楽」を作曲するミヨー作品があったこと。さらには、一週間前に岡山シンフォニーホールで開催されたこどものためのコンサート (前橋汀子さんのバイオリンコンサート)に嫁さんと娘が行って「またコンサートに行きたい」気分になっていたこと・・・、という具合で、どれ1つの条件が欠けていても、今回の名演に遭遇することはできなかったと思います。

さて、会場のくらしき作陽大学はJR新倉敷駅北口から徒歩15分。藤花楽堂は私にとって初めてのホールでした。客席はざっと見た感じで約800席のこじんまりした感じです。我々3人は舞台がよく見える2階席へ。

開演5分前のところで担当教授によるプレトークがはじまりました。これから演奏される曲を1曲約3分ずつわかりやすく解説してくださいました。解説の要旨は次のような感じでした・・・。

「シルヴィア」のバレエを観たチャイコフスキーは、「こんな素晴らしいバレエが出てくるのなら、『白鳥の湖』なんか作曲するんじゃなかった」と、曲の美しさを絶賛したそうです。組曲には前奏曲、間奏曲、ピチカート、バッカスの行列の4曲が抜粋されていますが、演奏はエスプリ感を出すのがとてもむずかしい曲だとのこと。

ミヨーは小児麻痺だったため体力的なハンデがあったにもかかわらず、大変多くの曲を作曲している。そして、特徴は「複調」で、2つの調性のメロディを同時に重ねていることで、大変かわった音色を楽しめるとのこと。「打楽器と小管弦楽のための協奏曲」は数少ない「打楽器コンチェルト」の一曲で楽しい作品とのこと。ソリストは同大学の学生さんが抜擢されているとのこと。

サン・サーンスは「白鳥」で有名だが、やはり多作家。モーツアルト以来の神童と呼ばれていて3歳でピアノ演奏、5歳で作曲、13歳でパリ音楽院に入学。語学も堪能で、ピアニスト&オルガニストとして世界各地で演奏旅行を重ねた。交響曲第3番は作曲者自身の指揮でロンドンで初演され、リストに献呈された。

以上です。

さて、今回は一曲目のシルヴィアについて私の感想を書いておきたいと思います。なにを隠そう、私のお気に入りの曲で、我家では英国ロイヤルバレエ団のDVDをよくかけているため、娘も嫁さんも大好きになった作品。バレエの全曲版を聴き込んでしまっているため、組曲版には少々不満はあるのですが(ほかにも珠玉の名曲がゴロゴロしているため)、4曲を抜粋するならまあこんなところかという感じです。しかし、これまで生演奏に触れたことがありませんでした。一曲目の出だしはとても大仰ですが、一度聴いたら忘れられない美しくきらびやかなメロディ。ホルンが4本、トランペットが4本(2本だったかも?)以外は普通の2管編成という感じなのに、これほどまでにダイナミックな演奏になるのだということがわかりました。惜しむらくは音響の大きさに比べてホールが小さく、バイオリンの音がかき消されて聞こえにくくなってしまったことです。しかし、2曲目からは静かな曲調となり、この問題はたちまち解決。美しい官能的な響きに会場全体が満たされていきます。そして、3曲目は有名なピチカート。音楽クイズで曲名を出題すれば「聴いたことがあるのに曲名がわからないという」という面白い問題になるでしょう。私の子供の頃はよくテレビCMなんかでかかっていました。終局はバッカスの行列。これも割と有名な行進曲で、津山市の地元企業がテレビCMで使っていたことがありますw

しかし、音大オケとはいえ、上手い演奏でした。昔聴いた時にくらべて演奏技術は格段に上がっていると感じました。この日は最後にアンコールが1曲演奏され、「シルビア」の「ピチカート」がもう一度演奏されました。ブラボー!!

 

 

 

 


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