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芸協番組についての私見(その4)-仲トリについて [落語]

愛読させていただいている「はじめのブログ」さんの情報によると、浅草演芸ホールでの芸協(落語芸術協会)の番組が改善されているとのことです。具体的には、20時以降の番組を4本から3本に減らしたとのこと。これはすなわち、トリの持ち時間の拡大を意味します。

通常、寄席で掛かる落語は、小咄に毛が生えたような軽い噺が中心で、一席を終えるのに8~13分くらいなのが一般的です。そして、最後に上がるトリだけが、長い持ち時間を与えられ、本格的な落語(=大ネタ)を掛けるというパターンとなっています。

しかし、このトリの持ち時間も、寄席によってさまざまで、浅草演芸ホールのトリは一番短い20分というのがこれまでの実態でした(20分では短すぎて掛けることのできない噺が多い)。ところが、4月の芸協番組ではトリが30分以上の高座だったほか、ヒザ前の高座も20分くらいのたっぷりしたものだったそうです。

芸協のHPのどこを探しても、今回の改革(?)についての説明がないのですが、なにかと落協(落語協会)と比較される芸協の本気度の表れだと高く評価したいと思います。 

さて、前回のアップから1ヵ月以上経ってしまいましたが、都内定席での芸協番組についての私見を続けたいと思います。今回は仲トリについてです。

仲トリとは、仲入り休憩前の出番のことで、トリに継ぐ大きな役回りと言われています。前半戦の最後を締めくくるわけですから、ここに顔付けされるのは実力者です。軽くて短い噺が続く中、その日の番組の展開によっては時間に余裕が生まれ、そんな時には、仲トリの場面で比較的長めのしっかりした噺が聴けることもあります。

さて、この仲トリですが、どんな噺家さんを顔付けするのが良いのでしょうか?実は、私は、これまで触れてきた位置と比較して、仲トリにはそれほどのこだわりはありません。そこそこのキャリアを積んだ師匠であれば、自由度のある顔付けをすれば良いと思います。

トリがこれまでに挙げた師匠方を中心に顔付けするとした場合、ここには、重鎮の師匠方に担当してもらえば年代のバランスは良くなります。また、トリが若手の場合、その師匠が仲トリをつとめるケースもよく見かけますし、良い顔付けだと思います。

あとは、そろそろトリを取らせてみようかと思わせる若手・中堅に対して、試験的に仲トリを登板させてみるのも面白い方法です。

以上が、仲トリについての私見です。次回は、「こんな顔付けがみてみたい」ということで、顔付けに挑戦してみたいと思います。

 


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